4月20日(日本時間4月21日午前2時)にAppleが新製品発表イベント「Spring loaded」を開催。今回公表された新製品は以下のとおり。
- 「M1チップ」搭載iMac
- Touch IDを内蔵したMagic Keyboard(「Spring loaded」では紹介なし)
- 「M1チップ」搭載iPad Pro(12.9インチ/11インチ)
- 紛失防止タグ「AirTag」
- 新Apple TV 4K
- iPhone12とiPhone12 miniに新色「パープル」が追加
また、Podcast(ポッドキャスト)の新サブスクなども発表されました。
他にも、「iOS14.5」と「iPadOS14.5」の正式版が来週公開され、「マスクありでの顔認証機能」などが追加されるようです。
本記事では、今回発表された新製品や新情報をご紹介します。
- 【2023年最新】タクシー配車アプリが便利すぎる!厳選おすすめアプリ7選
- 【海外のドローンニュース】Amazonのドローン配送プログラム「Prime Air」が苦境に立たされている!?
- 【2023年最新】自宅に非日常空間を!家庭用プロジェクターおすすめ13選
もくじ
「M1チップ」搭載の「iMac」が5月後半に発売決定
出典:Apple
・ディスプレイサイズが24インチで薄さ11.5mm
・4.5KのRetina
・6スピーカーサウンドシステム
・5G対応
・GPU:最大8コア
・メモリ:最大16GB
・ストレージ:最大2TB
・Touch ID搭載キーボード対応
アップル独自のCPU「M1チップ」の搭載iMacが5月後半に発売決定。4月30日から予約が可能で、販売価格は154,800円(税込)から。
デザインや機能面などが全体的にグレードアップされ、カラーはブルー、 グリーン、 ピンク、 シルバー、 イエロー、 オレンジ、 パープルの7色展開になりました。
「M1チップ」搭載や冷却ファンの刷新により、従来モデルで搭載されていたCPUや熱管理システムのサイズを新型iMacではスリム化に成功。
そのため、11.5mmの薄さを実現することができました。ファンを2基搭載していますが、動作音が10デジベル以下のため騒音は気にならないようです。
サイズだけではなく、CPU性能も従来モデルより最大85%、グラフィックの処理は最大50%高速と全体的に向上しました。
出典:Apple
ディスプレイサイズは24インチの大画面で、4.5KのRetinaディスプレイ搭載。また、M1チップの画像信号プロセッサにより、従来モデルより解像度が大幅に向上された1080pのFaceTimeHDカメラを搭載。
内蔵マイクは背景ノイズを除去し、ユーザーに音声だけを拾うことが可能。
Appleが『Mac史上最高のカメラ・マイクシステム』と謳っているだけあって、非常に高性能なスペックです。
出典:Apple
6つの中高音スピーカーと2組のフォースキャンセリングウーファー搭載しており、不要な振動を排除して深みのある低音を実現。
Appleは『Mac史上最高のサウンドシステム』と紹介しています。
出典:Apple
Magic Keybordは新たにTouch IDに対応。キーボードが指紋を識別するため、Macアカウントを簡単に変更することが可能に。
出典:Apple
新型iMacは3モデル発売。販売価格やMagic KeyboardのTouch ID対応有無をはじめ、USB-Cポートの数やカラーバリエーションなどがモデルによって異なります。
「M1チップ」搭載の「iPad Pro」が5月後半に発売決定
出典:Apple
・「Liquid Retina XDR」採用
・5G対応
・GPU:8コア
・ストレージ:最大2TB
・RAM:最大16GB
M1チップを搭載した新「iPad Pro」が5月後半に発売決定。ディスプレイサイズは11インチと12.9インチをラインアップ。
4月30日から予約が可能で、販売価格は11インチモデルが94,800円(税込)から、12.9インチは129,800円(税込)から。
出典:Apple
12.9インチモデルは「Pro Display XDR」の技術を導入した「Liquid Retina XDR」を採用。
LEDのミニサイズ化に成功し、従来のモデルで使用されていたLEDが72個に対して、新「iPad Pro」は10,000個以上搭載。コントラスト比は驚きの100万対1で、ピーク時の輝度(HDR)は1600ニトと非常に美しいディスプレイを実現しています。
出典:Apple
「M1チップ」を搭載しているため、従来のモデルと比べて、CPU性能は最大50%、GPU性能は最大40%向上しているようです。
他にも、自撮り用のTrue Depthカメラは従来モデルが7MPに対し、新「iPad Pro」は12MPとカメラ性能が進化。
新「Apple TV 4K」が5月後半に発売決定
出典:Apple
・4K60fpsのHDR対応
・iPhoneでカラーバランスを自動調整
・容量:最大64GB
「A12 Bionic」を搭載した新「Apple TV 4K」が5月後半に発売決定。4月30日から予約が可能で、販売価格は32GBモデルが21,800円(税込)、64GBモデルが23,800円(税込)。
グラフィックス性能やオーディオ処理性能が高い「A12 Bionic」を搭載することにより、4K60fpsのHDRに対応。滑らかで鮮やかな映像を楽しむことができるようになりました。
出典:Apple
iPhoneのカメラーを色センサーとして活用することにより、カラーバランスの自動調整が可能に。映像を最適なカラーバランスで視聴することができるため、よりリアルな映像美を楽しむことができます。
対応するiPhoneは、「iOS14.5以降のFaceID搭載のiPhone」になるようです。iOS14.5は来週にリリースされる予定。
出典:Apple
リモコンのデザインも変更されました。
円形のクリックパッドが搭載され、スクロール用のタッチパッドと押しボタンとして機能します。他にもテレビ側の電源やミュートボタンなども追加されています。
紛失防止タグ「AirTag」が4月30日に発売決定
出典:Apple
・IP67等級(最大水深1メートルで最大30分間)
・Bluetooth接続距離:約10m
・電源:ボタン電池CR2032(バッテリー寿命は約1年)
紛失防止タグ「AirTag」が4月30日に発売決定。4月23日9時から予約が可能で、販売価格は1つ3,800円(税込)、4つセットで12,800円(税込)。
出典:Apple
「AirTag」はBluetoothでiPhoneと連携することができます。iPhoneと連携することにより、「AirTag」を付けているモノを紛失した際に、iPhoneユーザーのクラウド「探す」ネットワークで検索や紛失場所の通知が可能に。
出典:Apple
「AirTag」が近くにある場合は、iPhoneの「正確な場所を見つける」機能で、AirTagまでの距離と進む方向を表示してくれます。
「正確な場所を見つける」機能に対応するデバイスは以下のとおり
iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max
iPhone 12、iPhone 12 mini、
iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max
また、「AirTag」にスピーカーが搭載されているため、「AirTag」を鳴らして場所を特定することもできます。
「AirTag」はエルメス(Hermès)仕様のデザインも発売。販売価格は35,800円(税込)から。
AirTag Hermèsの詳細はこちら
4月30日発売!iPhone12に新色「パープル」が追加
出典:Apple
iPhone12とiPhone12 miniに新色「パープル」が追加されます。新色の発売日は4月30日で予約は4月23日より開始されます。
<おすすめ記事>
Apple新iPhone12シリーズ発売!値段やカメラ性能など詳細まとめ
Podcast(ポッドキャスト)の新サブスク5月に開始
出典:Apple
新しい有料サブスクリプションサービス「Apple Podcasts」を5月に開始。世界170カ国以上で提供されるようです。
出典:Apple
有料サービスでは、特別なコンテンツを広告無しで視聴することが可能でクリエイターによって料金が異なるようです。
ユーザーはApple IDでサブスクを管理できます。
iOS14.5とiPadOS14.5が来週リリース
iOS14.5とiPadOS14.5の正式版が来週に公開予定。
主なアップデート内容は以下のとおり
・Apple Watchと連携することにより、Face IDをパスしてのロック解除
・バッテリー劣化度予測の再測定
・マスクありでの顔認証機能
・「探す」アプリに「アイテム」タブが追加(Airtagsが使用可能に)、他