出典(Source):Parrot ANAFI FPV – The flying 4K HDR camera- Official video、Parrot Store Official、以下同じ
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フランスのドローン名門メーカーであるParrot社が、8万円台で4K撮影ができるコスパの良さで話題となった『Anafi 4K』に続きFPV操作ができるドローン『Anafi FPV』を発表しました。FPVとは「一人称視点」の意味です。カメラを通してリアルタイムの映像を見る事で、まるで自分が空を飛んでいるかの様に操縦を楽しめる機能です。FPV操縦を習得すればフリースタイル空撮やドローンレースなどを楽しめます。
一時はコンシューマー向けドローン市場から撤退し、産業用ドローンの開発に集中すると言われていたParrot社。測量ドローンの『Anafi Works』、赤外線カメラ搭載の『Anafi Thermal』を次々と発売したかと思うと、2018年に空撮ドローン『Anafi 4K』を発表。『Anafi 4K』は発売と同時に、ドローングラファやドローン好きの間でたちまち「今いちばん欲しいドローン」として話題になりました。
今回、新たに発表された『Anafi FPV』は、カメラ性能は『Anafi 4K』そのままに、同梱されているFPVゴーグルを使って没入感あるスリル満点のドローン飛行を体験する事ができます。
もくじ
Anafi 4Kが機体のベース
DJI社の『Mavic』シリーズを上回るスペックを備えているにも関わらず、値段が2万円ほどお安いという抜群のコスパの良さで注目を集めた『Anafi 4K』。カメラ性能が非常に高く「4K」よりもダイナミックレンジに秀でる「4K HDR」に対応しています。
4K空撮ができる8万円台ドローン『Anafi』のカメラスペックが驚異的だった!
機体を折りたたむと非常にスマートに持ち運ぶ事が可能。本体の重量は320gと、最大約25分の連続飛行を可能にするので、アウトドアレジャーや旅行の際の持ち運びにぴったりです。展開に必要な時間は約3秒と、操作性の良さも人気の秘密。
今回、発表された『Anafi FPV』は、この『Anafi 4K』をベースにFPV機能を搭載しているんだとか。空撮もFPVも、どちらも高クオリティで楽しめるなんてお得すぎる!家族や友人で色々な遊び方ができそうです。
飛行する『Anafi 4K』の動画を見ると、イメージの参考になるかもしれません。
【動画】Parrot ANAFI – The flying 4K HDR camera- Official video
【動画】Parrot ANAFI – The Breathtaking imaging system
機体は『Anafi 4K』のままに、FPVのための“コックピットメガネ”が付いてきます。このゴーグルを着ければ没入感のあるスリル満点のドローン飛行体験が可能です。
Parrot FPVの特徴
新モデルの特徴的な機能としては“シネマティック”や”レーシング”と称する撮影プリセットモードを備えているところです。Free Flight 6.6アプリを使用すれば、手持ちのスマホとドローンをペアリングして付属のゴーグルにスマホをセットして、FPV飛行を楽しむ事ができます。180度チルトと3軸ジンバル、3倍ズームといった機能を使用しながら、最高時速50km/hの飛行をリアルな視点で楽しむ事ができます。
ヘッドセットの画面には速度や方向など、通常のドローンの送信機に表示される詳細情報を見ながら飛行が楽しめます。ヘッドセット上のボタンを押せば表示項目の切り替えもできます。HUD表示に切り替えてゴーグルを装着すると、地上から空中のドローンを見る事が可能!ドローンが視界から外れたとしても、画面上にドローンがいる方向を矢印で示してくれるのだそう。この機能があれば見失う心配もありません。
FPVの機能としては69度のワイドアングルで180度の広範囲で角度の調整が可能なので、思う存分FPV飛行を楽しめます。見たい方向にカメラを向けたりズームしたりなどして、自由自在に動画や静止画、両方の撮影を存分に楽しむ事ができます。
『Anafi FPV』キットはドローン、コントローラー、コックピットメガネにmicroSDカードやスペアプロペラ、専用の携帯用バッグなど全てが付いてきて、価格は799ドル!日本円で約8万5000円と抜群のコスパの良さ。ドローン自体は『Anafi 4K』と変わらないと考えると、これはかなりお得なのではないでしょうか。現時点では海外のみでの発売ですが、日本で販売される場合は、もう少し高くなる可能性もあります。
気になる方は公式サイトをチェックしてください!
FPVができるトイドローンも発売中
Parrot社からはFPVができるトイドローン『Parrot MAMBO FPV』も発売中。こちらは完全に200g以下のおもちゃドローンという部類ですが、操縦練習やFPV練習をするには全く問題ありません。編集部でも所有しているこちらのドローン、安定装置が非常に優秀なのでドローン初心者の方や、これからドローンのFPV飛行を始めたいとお考えの方におすすめの機体です。
『Parrot MAMBO FPV』も『Anafi FPV』と同様、専用ゴーグルにアプリを入れたスマホを挟めばFPV操縦が楽しめます。カメラ画質はそこまで良くはないものの、トイドローンという事や値段を考慮すれば全く問題ないレベル。本格的なドローンである『Anafi FPV』が日本で販売されるまでの練習用として、こちらを使用するのも良いかもしれません。
【Parrot MAMBO FPV】は見た目も可愛い高性能ドローンだった!
編集後記
一時はDJIの勢いに押され、コンシューマー向けドローン市場から手を引くのではと囁かれていたフランスのParrot社でしたが『Anafi』シリーズで完全に勢いを取り戻した印象があります。そんな『Anafi』シリーズからコスパ抜群のFPV対応ドローンが発表。日本での販売はまだ先のようですが、Parro社の今後の新商品にも注目していきたいです。
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