Amazonが新しい宅配ドローンを開発!ついにドローン配送が現実に??

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Amazonが宅配ドローンを大発表!

近年ではUberが主にドローンを使ったフードデリバリー業務に関係するチームに加えるべく、FAA(米国連邦航空局)ライセンスを取得済みのパイロットを募集するなど、ドローンを使用したデリバリーが現実味を帯びてきました。

そんな時に大ニュース。今回、何とあのAmazonが宅配ドローンを発表したのです!

2019年6月5日、Amazonでコンシューマービジネス部門の部長を勤めるジェフ・ウィルク氏が、ラスベガスで開催されたイベント「re:MARS」にて「プライム・エアー」についての説明を行いました。これは宅配用ドローンの最新型プロトタイプでエネルギー効率と安全性の向上を目指して設計されたとの事。

Amazon公式の動画を見てみると、六角形のプロペラがードを纏ったドローンが優雅に空を飛び回っています。着地も見ていて気持ちが良いほどスムーズ。まるで腕の良いパイロットが飛ばしているかの様ですが、もちろん全て自動操縦!

 

amazon – YouTube

AIが安全な飛行を可能にする

ジェフ・ウィルク氏によると、この宅配ドローンの最長飛行距離は24km、2,3kgまでの重量を運ぶ事ができ、24kmの範囲内でプライム会員であれは30分以内に自動で荷物を配達してくれるそう。これが実現されたら、かなり便利な世の中になりそうです!

このドローンは垂直に離陸後、飛行機の様に水平に移動します。周りの六角形のプロペラガードは安全性の考慮と同時に、水平飛行を可能にすることにも一役買っているんですね。また、人工知能(AI)を備え、搭載しているセンサーが動いているものと静止しているものを識別するので、着陸前に人や動物などの障害が無いか判断するそう。

宅配ドローンが空を飛び回る未来も、すぐそこまで近づいてきています!

そもそもドローン配送とは何か?

ドローン配送とは、ドローンの機体に専用のボックスを装着するなどして空路で輸送を行なうことです。離島や山間部、海岸線が入り組んだ場所など陸路での輸送が困難な場所で活用されるほか、医薬品や輸血用の血液を辺境にも素早く届けるための方法としても期待されています。

また、日本やアメリカ、ヨーロッパでは倉庫間の物流網が高度に発達しており、比較的スムーズに配送が実現されてはいるものの、倉庫から一般家庭やオフィスなどへの配送は、わずかな距離でも大きな手間がかかります。この「ラストワンマイル」と呼ばれる物流の末端の効率化は現在大きな課題になっており、日本でも宅急便の値上げが行なわれたり、中国で最もEC購入が増える「独身の日」で物流網がパンクしたりした、というニュースをご覧になった方も多いはずです。ドローン配送はこうした「ラストワンマイル」の効率化に期待が持たれています。

【参考記事】ドローン活用事例:空撮、点検に配送から農業まで、27本の動画でまるわかり

ドローン配送のメリットは?

ドローンを配送に利用するもっともわかりやすい利点は手軽に空輸が行える点です。山、海、湖、河、砂漠、密林など陸路で車や人が行きにくい場所でも空からであれば直線距離で移動できるため速やかに配送が行なえます。

また、ドローンは自律飛行をする能力を備えているため、離陸から配送、倉庫などへの帰還を自動化できます。現状、法律の規制などにより完全自動での配送が行なえる場所は限られていますが、将来規制緩和が行なわれればドローンによる自動配送が可能になり物流における人手不足の解消が期待できます。

ドローン配送のリスクやデメリット

重量のある物体が空を飛行する以上墜落のリスクを完全にゼロにすることはできません。ドローンの障害物回避能力は急速に進歩しつつありますが、落雷や鳥との衝突、電波のジャミング、射撃や投石などの悪意をもった攻撃までも想定した場合にはドローンが落下するリスクは常に存在しています。そのため、墜落したドローンが人や家財に衝突しダメージを負わせる可能性があることがドローン配送の最大のリスクです。

また、ドローンはモーターや電気回路に浸水してしまうと動作が止まってしまうため雨に極めて弱い機械です。「Matrice 200/210」のような防滴性を備えた機体も登場してはいますが、一般的なドローンは「雨が降ったら飛べない物」なのです。加えて、強風が吹いた場合も、機体スペック的には飛行が可能であっても安全への配慮から離陸させないケースが大半です。このように、車や列車などの陸路での輸送に比べると悪天候に弱いという点がドローン配送のデメリットです。

編集後記

日本国内では日本郵便や楽天がドローン配送の実証実験を既に行なっています。ドローン配送にはリスクやデメリットがあるものの、過疎化し人の出入りが難しい地域に物を輸送できたり、医薬品や輸血用の血液を空から直線距離で素早く届ける事が可能。今回Amazonが発表した宅配ドローンは数カ月中のサービス開始を検討中とのこと。墜落の可能性に対する安心安全の訴求ポイントや規制とルールが固まれば実現化も近いはず。ドローン配送の今後の可能性に期待が高まります。

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政府広報、ソサエティ5.0特設サイトでドローン配送をフィーチャー!の記事はこちら

官民ふくめてドローン配送の実現する動きが進んでいます。

 




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