<人気記事リスト>
- 【2023年最新】自宅に非日常空間を!家庭用プロジェクターおすすめ13選
- 【2022年最新】ドローン初心者の方必見!編集部おすすめの空撮ドローン10選や規制、免許についても解説
- Dispo(ディスポ)とは?「今」を楽しむ、新世代写真SNSの特徴や使い方を解説
- 【DJI新製品】ハイスペックなFPVドローン『DJI FPV』が発売!気になるスペックや価格などを解説
- スマートシティとは?初めての人でもわかりやすく解説!
画像出典:A.L.I. Technologies、以下同じ
コレはイイ意味でブッ飛んでる!
日本初の空飛ぶバイク『Speeder©(読み:スピーダー)』シリーズの一般販売を株式会社A.L.I. Technologies(読み:エー・エル・アイ・テクノロジーズ)が発表しました。
もくじ
【動画】Speederが飛行する様子
この空飛ぶバイク『Speeder』が飛行する様子は以下の動画でご覧いただけます。実際に撮影をした動画とCGを組み合わせたスタイリッシュな映像に期待が高まります!
A.L.I.製ホバーバイク
Speederのラインナップ
『Speeder』シリーズには、現在『スポーツモデル(限定モデル)』と『スタンダードモデル(限定モデル)』が存在しており、それぞれ一般販売が予定されています。
Speeder スポーツモデルの特徴
スポーツカーのようなキレのあるデザインに仕上げられた『Speeder スポーツモデル』は時速240kmで飛行(走行)が可能です。2輪バイクのように1人がまたがって乗ることを想定しており、地上から数十センチほど浮き上がることで砂漠や沼、荒れ地などのオフロード上でも高速かつ安定した移動ができます。
ドローン(小型無人航空機)関連の技術開発やコンサルティングを行ってきたA.L.I. Technologiesは、その技術と知見を活かし無人機からより大型の有人機の分野にも参入し、将来的には“空飛ぶクルマ”を社会に浸透させることを目指しているそうです。
なお、『Speeder スポーツモデル』当初の販売予定地域はアフリカ、中東、中国、インド、東南アジアなどが予定されており、2019年5月には予約受け付けが始まる見通し。
ちなみに、気になる値段は……正確には未定とのことですが「スポーツカーくらい」になるとのこと。アノ大富豪が購入するというウワサもありますが、一体どれくらいの価格になるのでしょうか!?
Speeder スタンダードモデルの特徴
『Speeder スタンダードモデル』は時速120kmでの飛行(走行)が可能なモデルです。こちらは2022年頃の日本販売を目指して開発が進められており、日本で公道走行を可能にするべく調整が行われており、ナンバーを取得をし道路交通法の枠内で個人が利用できるよう国交省自動車局や警察庁交通安全課と協議が始まっているそうです。ちなみに、こちらの価格は「軽自動車」程度になるとのこと。意外や意外、ボクらのような一般人でも手が届く値段になるのでは!? という期待が膨らみますね。
Speeder 開発の歴史
A.L.I. Technologiesは“エアモビリティ事業”として、ホバーバイクの開発を行っており、その開発の歴史が公開されています。
プロトタイプを用いた飛行試験の様子を見ると、人を乗せて地面から浮き上がっていることがわかります。
こちらはデザインのモックアップ。左の男性(身長約174cm)の腰くらいの高さの機体です。
なお、「Speeder」は日本国内で商標取得済、海外の販売予定地域でも商標出願済とのこと。A.L.I. Technologiesに出資するDRONE FUND(ドローンファンド)は投資先の知財戦略を支援するIPライセンシング専門会社DRONE iPLAB (ドローン・アイピーラボ、以下、DiPL ) への出資も行っているという背景があり、商標や特許周りの展開に抜かりはありません。
関連情報
編集後記
テクノロジーにまつわる有名なエピソードに「アフリカには固定電話がほとんど無かったから、携帯電話がすばやく普及した」という話がありますが、舗装道路が整備されていない地域こそ『Speeder』の活躍の場かもしれませんね。日本だと、砂丘とか湖の上を飛べたら(走れたら?)サイコーだと思います。いずれにせよ、空飛ぶ乗り物が現実のモノになると思うと胸がアツいッ!!
A.L.I.とは?
- 名称:株式会社A.L.I.Technologies
- 本社:東京都港区芝公園3丁目1番8号
- 代表:小松周平(CEO兼CTO)
- 設立:2016年9月
- 事業:ドローンや有人飛行体、ブロックチェーン、コンピューティングマシンの研究および開発、テクノロジー事業のコンサルティング
公道を走れるホバーバイクの開発で
エアーモビリティ社会を実現A.L.I.はエアーモビリティ社会の実現を目指して各種関連事業に取り組んでおります。中でも、最もエアーモビリティの実現に近い位置付けとなるのが、国内初となるホバーバイクです。ホバーバイクは、AI による姿勢制御機能を持ち地面から数十センチの高さに浮いて人が自在に運転することが出来ます。将来的には、より高い高度を飛ぶことを目指しますが、そのためには航空法を含む多くの法律・規制の整備が必要となってきます。A.L.I.のホバーバイクは、道路運送車両法に基づき、公道を走れるようになることを目指して開発及びルール適応に取り組んでいます。
<最新記事>
- 自動運転車からドローンが離着するラストワンマイル物流実証に成功!
- 2022年度のドローンビジネス市場規模は前年比33.7%増の3086億円!レベル4飛行の解禁によりドローン活用が進み、2028年度は9000億円超へ
- AERWINS、UAE政府にXTURISMOのフライトパフォーマンスを実施!実用化に向けたプラットフォームシステムも公開
★ドローンを購入するならコチラ★