ドローンやブロックチェーンの研究および開発、テクノロジー事業のコンサルティング業務などを手がける株式会社A.L.I.Technologies(以下A.L.I.)が、総合物流企業であるSBSホールディングス株式会社と、日本国内過疎地を想定した物流ドローン試験を開始しました。
コロナ禍で需要が拡大する物流業界
物流業界では、ドライバーや倉庫作業員の人材不足について叫ばれて久しい状況にあります。さらには、近年高まっている働き方改革における従業員の労働環境の是正に加え、今回のコロナ禍では医療物資輸送のみならず、ステイホーム対策としての家庭向け物流需要の急増も相まったことにより、早急に様々な改革や進化が求められている現状です。
物流ドローンの社会実装に向けて
今回の試験を皮切りに、A.L.I.とSBSホールディングス株式会社は物流ドローンの社会実装に向け、安全対策および正確なオペレーション構築を行ったうえで、効率や実用性の啓蒙についても合わせて行くとのこと。インフラが整備されていない地域や災害時での活用など、垣根を超えた輸送手段の実現が可能となります。
同社は、来る労働人口減少の時代を見据え、物流業界における生産性の向上は、UAV、IoT、AI、ブロックチェーンなどの革新的技術と組み合わせることにより、さらなる進化をもたらし、あらゆる業界の課題解決にも応用の出来るテクノロジーとなると確信しているとしている。
A.L.I.(エーエルアイ)とは?
- 名称:株式会社A.L.I.Technologies
- 本社:東京都港区芝公園3丁目1番8号
- 代表:片野大輔
- 設立:2016年9月
- 事業:ドローンや有人飛行体、ブロックチェーン、コンピューティングマシンの研究および開発、テクノロジー事業のコンサルティング