画像出典:VimeoAlauda Racing、以下同じ
もくじ
謎の団体が主催する砂漠のエアレース
4本のアームとその先に取り付けたれたローター(プロペラ)を持ち、ジャイロ制御によって飛行する機体で行なうレース『エアスピーダー・グランプリ』を開催すると謎の組織Alauda Aeronautics Pty Ltdが発表しました。これまでの「ドローンレース」とのちがいは、人が乗り込んで操縦する点。FPV(1人称視点)のゴーグルを装着したオペレーターが小型のドローンを操るのではなく、実際にレーサーが機体に乗り込んで命がけの勝負を繰り広げる点が最大の特徴です。
有人ドローンレースの開催をアナウンスする公式ページ
告知はALAUDA(エイラウダ)という謎の組織(会社?)のウェブサイトで行なわれており、イメージ映像が公開されています。
往年のレーシングカーを思わせる機体デザインのコンセプト。
機体の全体はこんな感じ。4枚ローターだと1基が動作不良を起こしただけで墜落する可能性が高いので、本当にこれが最終デザインなのかは謎。
レーサーの服装はこんな感じ。
プロトタイプ機の前にポーズをとるALAUDAのメンバー。
エアスピーダー・グランプリのコンセプト映像
Alauda Racing ‘Airspeeder’ Trailer
レースのイメージ映像も公開されています。あれ、機体の形がコンセプトCGとちがうような……。
Not Good
機体の開発には苦労があったようで、ミニチュアのテスト機がクラッシュする様子も公開されています。
Zoolander Test
現在は、ミニチュアモデルによるフライトテストは成功したようで、ちゃんと飛行している様子が確認できます。
編集後記
『エアスピーダー・グランプリ』の本開催は2020年ですが、2018年(今年!)にはデモレースを開催するとアナウンスされています。 以下のページから申し込みができるようなので、一攫千金を狙う命知らずなアナタは申し込んで見てはいかが? (あ、でも、償金額は発表されていないんですよねぇ……本当にやるのかな?)