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「将来、AIがヒトの仕事を奪うのでは?」なんて話題もささやかれる昨今。ロボットの研究開発を手がけるBoston Dynamics(ボストン・ダイナミクス)が、犬型ロボット『Spot』の最新映像を公開しました。
段差や傾斜にへこたれない!四つ足歩行の犬型ロボット
まずはこちらの映像をご覧ください。画面に映っているのは、黄色いヘルメットをかぶった男性。彼がノートパソコンを閉じて立ち上がると、画面下方で伏せをして待っていた『Spot』が身を起こし、暗い通路を四つ足歩行で進んでいきます。
『Spot』が向かう先は、乱雑に積み上げられた資材の山。しかし急な傾斜もなんのその、細長い脚でなめらかに移動するさまは、獣猟犬のサイトハウンドを髣髴とさせられます。
そのまま傾斜をのぼっていくと、一転して下り階段が出現。前脚と後ろ脚を器用につかいこなし、つまずくことなく階段をくだっていきます。すると、階段の下方には懐中電灯の光。なんと、もう一匹の『Spot』が背中にライトを乗せ、足元を照らしているんです。
そして、無事を見届けた仲間は、いったんフレームアウト。その先には、明るい部屋で別の『Spot』にバッテリーをセットしている男性の姿が映っています。さらにその先には、ドアの前で待機している新たな『Spot』が。頭部にセットされた第五の脚を駆使し、階段を下りてきた『Spot』のためにドアを開けてくれました。
ドアの先は、砂ぼこりで覆われた空間。すれ違う2匹の『Spot』の背にはそれぞれ瓦などが載せられており、耐荷重量が14kgまでであることがアピールされています。そうして進んだ先では、火花を散らせながら作業をするヒトの隣を平然と通り抜けていきます。
先へ進むと、舞台は一転して雨の降りしきる屋外へ。雨道を勇敢に突き進むりりしい『Spot』の姿が映し出されていました。
降りしきる雨を抜けた先は、一転して芝生の生えたスペース。前脚・後ろ脚を屈伸させる姿がなんとも犬らしくて愛らしいです。
最後は、冒頭で映し出された男性のいる部屋。そこには伏せの姿勢で『Spot』が待機しており、パソコンを触る男性を先導するようにして先へ進んでいくというループ映像になっています。
実はこの『Spot』、一部ではすでにリースがはじまっているそう。今回、正式に市販することが発表されましたが、価格は伏せられています。オプションによっても価格が変動しますが、およそ数百万円程度になるということです
『Spot』の強みは、階段や起伏の多い土地を警戒に移動し、コンパクトかつ堅牢でカスタマイズしやすいこと。用途はホビー用ではなく業務用とされています。ユーザーの対象となるのは、人間のそばでロボットに作業をさせたいというニーズを持つ企業が中心です。
企業によってさまざまな用途を求められていますが、現状は、GitHubのレポジトリからダウンロードしたプログラムをテスト実行することで、ニーズに叶う動きを実現できているということです。
現在、『Spot』には問い合わせが殺到しており、ビジネス目的ではなくペットとしてともに過ごしたいという要望も寄せられているそう。今後も、『Spot』から目が離せません。
前転、ターン、決めポーズ!人間みたいな二足歩行ロボット”アトラス”
こちらは、同じくBoston Dynamics(ボストン・ダイナミクス)が開発した二足歩行ロボットの映像。まるで人間そのもの、なめらかな前転にはじまりラストは華麗な360°ターンで締めくくってくれます。
編集後記
Boston Dynamics(ボストン・ダイナミクス)は、ソフトバンクグループが2018年2月にGoogle社から買収したばかり。一部の報道では、「『Spot』を2019年中に年間1000台製造したい」と語ったという話もあり、続報に期待です。
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