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Pix4D、iPadProとiPhone12Proで3Dモデリングできる地上画像取得アプリを発表

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フォトグラメトリ―(SfM)業界をリードするPix4D社が、地上からの画像取得のための新しいアプリ製品であるPix4Dcathのリリースを発表しました。

SfM(Structure from Motion)とは?

SfMとはドローンで空撮した複数枚の写真から、そのシーンの3次元形状とカメラ位置を同時に復元する技術です。計測対象を様々な位置や角度から大量に撮影し、写真同士の対応関係をソフトウェア解析することで精度の高い測量を行います。安価で扱いやすい点が特徴で、SfMを使ったソフトではBundler、Pix4Dなどが挙げられますSfMは地形モデルの作成や文化財のモデル作成など様々な分野で利活用が進んでいます。

Pix4Dcatchの詳細

Pix4Dcatchは、ユーザーがiOSモバイル端末を使用して地上の3Dモデルを簡単に作成できるよう支援するアプリです。ユーザーはPix4Dcatchで対象範囲をスキャンするだけでGPSの位置情報と共に画像を記録することが可能。

近年のiOSデバイスとも互換性がありますが、LiDARセンサーが付いている最新のiPad ProとiPhone 12 ProおよびPro Maxのために最適化されており、スキャニングはリアルタイムの3Dメッシュで完了率のフィードバックを確認しながら行われます。このライブフィードバック提供機能により、最適な結果を確保するワークフローが可能に。取得された画像を自動的にPix4Dcloudへアップロードし、計測・共有・出力が可能な3Dモデルと点群を簡単に生成することが出来ます。

建設、点検、公安などの多くの分野でPix4Dcatchを活用することで、正確な地上の3Dモデルの迅速な作成が可能になり、コストを大幅に節約することができます。

Pix4Dcatchは無料で試すことができます。





2020.11.21