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工場夜景からクジラまで、撮影スポット満載の『撮りフェスin室蘭』

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室蘭、撮りフェス、橋の空撮


画像出典:撮りフェスin室蘭 2018 – Trailer、以下同じ

普段は撮影することができない室蘭のプレミアムスポット撮影可能で、一部ではドローン空撮も行える24時間滞在型フォトコンテスト『撮りフェス in 室蘭 2018』2018年7月7日(土)〜8日(日)に開催決定! すでにエントリーの受付も始まっているので、空撮ファンなら見逃せないこのイベントの詳細をチェックしてみましょう。

イベントのコンセプトと内容

『撮りフェス in 室蘭』は、「世界がまだ知らない室蘭を撮りに行こう。」の掛け声のもと、室蘭の町にまるまる24時間滞在し、自由に散策しながらこの町が持つ被写体としての魅力を個性的に撮影していく、滞在型フォトコンテストです。2017年は約300名の写真愛好家が全国から参加し、750点の作品が集まったとのこと。

撮りフェス in 室蘭 2018、室蘭とは


画像出典:『撮りフェス in 室蘭 2018』 – 公式ページ

『撮りフェス in 室蘭』公式紹介ムービー

百聞は一見に如かずということで、まずは公式紹介ムービーでイベントの雰囲気をつかんでみましょう。

撮りフェスin室蘭 2018 – Trailer

普段は撮影できないプレミアムスポットが解放される

『撮りフェス in 室蘭 2018』では、プレミアムな撮影スポットとして合計11ヵ所が解放され、抽選で選ばれたラッキーな人は格安、もしくは無料で撮影が行えます。

撮りフェス in 室蘭 2018、プレミアムスポット_01-03

撮りフェス in 室蘭 2018、プレミアムスポット_04-06

撮りフェス in 室蘭 2018、プレミアムスポット_07-10

撮りフェス in 室蘭 2018、プレミアムスポット_11


画像出典:『撮りフェス in 室蘭 2018』 – 公式ページ

ちなみに、ビバ!ドローン編集部のオススメは、上記「01 イルカ・クジラウォッチングクルーズ」。7月はイルカやクジラが子育てのために、室蘭の近海に現れる時期とのこと。本イベントは、2017年までは9月の実施だったため、7月実施になった2018年は、さらなるベストショットが撮れるチャンス大です!

※上記プレミアムスポットのすべてでドローンを飛ばしてよいかについては未確認のため、現地での確認をお願い致します。

イベント概要

  • 参加費:2,000円(税込)※高校生以下半額
  • 定 員:400名/先着順
  • 参加資格:プロ・アマ・国籍を問いません。
  • 日 程:2018年7月7日(土)14:00 〜 7月8日(日)14:00
  • 開催場所:室蘭市全域/運営本部は道の駅「みたら室蘭」(北海道室蘭市祝津町4-16-15)
  • 最寄駅:室蘭本線室蘭駅(運営本部へはタクシーで約10分)
  • 駐車場:有り(運営本部が設置される道の駅の駐車場)
  • 参加申込み:Webサイトまたは郵送にて受付(手順詳細は下記)
  • 参加受付期間:2018年4月16日(月)10:00 〜 6月20日(水)23:59
  • 審査員:葛西薫(アートディレクター)、辻佐織(写真家)、藤井保(写真家)、山口一彦(写真家)、浅田政志(写真家)、岩﨑拓哉(写真家)
  • URL: http://www.tori-fes.com

賞/賞金

  • 大賞[1点] ・・賞金10万円+Nikon D3400 18-55 VR レンズキット
  • 準大賞[2点]・・賞金5万円+副賞
  • 各審査員特別賞[6点]・・記念品
  • 室蘭市長賞、室蘭商工会議所会頭賞、室蘭観光協会会長賞[各1点]・・記念品
  • 北海道新聞室蘭支社賞、室蘭民報賞[各1点]・・記念品

参加申込み方法

申込み方法は、「Webサイト」からと「郵送」の2通りです。「Webサイト」からの申込みのほうが時間がかからないのでおすすめです。

Webサイト

郵送

  • 実行委員会の問い合わせ先:0143-23-0102 (8:00-19:00)にいったん連絡
  • 実行委員会から既定の書式が郵送されるため、そちらに必要事項を記入し返送(切手代はエントリー者負担)

無人航空機(ドローン、ラジコン等)による撮影について

本イベントで2017年より解禁となったドローンを使った空撮。参加条件は以下のとおりです。(もちろん事前に国土交通省への飛行許可申請も必要です)

ドローン空撮の参加条件

  • 国土交通省の許可を受けている方
  • 対人対物保険加入済の方
  • 国土交通省の許可内容に関わらず、以下の条件での飛行制限に同意される方
  • 人口集中地区の飛行は昼間、夜間問わず禁止とします。
  • 飛行可能な時間帯は4:00~22:00とし、それ以外の時間帯の飛行は禁止します。
  • 事前に必要書類(国土交通省からの許可書、対人対物保険の証明書の写しと同意書)を提出された方
  • 当日別途行われる、ドローン参加者向けオリエンテーションに参加できる方


『撮りフェス in 室蘭 2018』 – 公式ページ

1点目の「国土交通省の許可を受けている方」についてより詳しい情報を知るべく、国土交通省の「無人航空機ヘルプデスク」へ尋ねてみました。その回答は以下のとおりです。

  • 「催し場所上空の飛行」の許可申請は基本的に不要。
  • ドローン飛行の際に、本イベントの参加者ではない第三者や物件と30m以上の距離を確保できないことが想定される場合は、「人又は物件から30m以上の距離が確保できない飛行」の許可申請が必要。
  • その他、「夜間飛行」や「地表又は水面から150m以上の高さの空域」が想定される場合は、通常通り該当する許可申請が必要。

このような回答ではありましたが、実際には飛行許可申請時に航空局担当者からの具体的な案内があると思われますので、そちらに従って許可申請を行ってください。なお、「ドローン参加者向けオリエンテーション」は、メインのオリエンテーションとは別に開かれ、10分~15分くらいの所要時間とのことです。

国土交通省からのドローン飛行許可申請に役立つ記事

イベント参加を決めて、事前に国土交通省に申請を行う場合は、以下の記事を参考にしてみてください。

室蘭の「人口集中地区」確認方法

全国の「人口集中地区」は地理院地図にて確認できます。下図は室蘭の「人口集中地区」情報です。地図上の赤く塗られたエリアが「人口集中地区」です。


室蘭、人口集中地区、ドローン


画像出典:地理院地図

2017年のドローン空撮での入賞作品

実行委員会へ問い合わせたところ、2017年の入賞作品のうち、ドローンで空撮したものは以下の1点だけだそうです。空の薄いピンク色と中央の森林の深い緑、そしてカラフルな屋根や壁の家々が見事にマッチした、素敵な写真です。


室蘭、撮りFES、ドローン、2017年度入賞


画像出典:撮りフェスin室蘭 – 2017年のドローン空撮作品

編集後記

街全体が被写体となるフォトグラファーのための一大イベント『撮りフェスin室蘭』。地上での撮影でも十分にたのしそうですが、ドローン空撮にチャレンジすれば、さらに変化に飛んだ写真が撮れるはず。そして、もしも大賞に選ばれれば「 10万円 + Nikon D3400 18-55 VR レンズキット」がプレゼントされるとあれば、自ずと気合も入るはず。2018年6月20日(水)までは、だれでもエントリーが可能なので、あなたもドローン空撮で入賞を狙ってみては?

2018.04.26


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