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EU最大の農業国が産んだドローン『Parrot Bluegrass』

2017.10.30

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parrot,blueglass,drone,飛行イメージ

フランスのドローンメーカーParrot社が光学カメラとマルチスペクトラムセンサーを標準で備えた、農業支援専用ドローン『Parrot Bluegrass(パロット・ブルーグラス)』を発表しました。

農業国フランス生まれの農業支援ドローン

EC最大の小麦の生産量を誇り「ヨーロッパの穀倉」とも言われるフランスを拠点とするParrot社。グローバルシェア7割を超える「絶対王者DJI」の前に存在感が薄れがちですが、ここにきて個性的な製品で巻き返しをはかっています。

Parrot
Bluegrass

公式の動画は以下の通り。

Parrot Bluegrass – The multipurpose Quadcopter Solution for Agriculture – YouTube

バックパックに『Parrot Bluegrass』を入れた状態はこんな感じ。結構大型です。

parrot,blueglass,drone,バッグ

収納時の様子。

parrot,blueglass,drone,本体

アプリで指定した範囲を飛行する自動航行に対応しています。

parrot,blueglass,drone,自動航行

前面には1400万画素の光学カメラを搭載。ジンバル(スタビライザー)を配して軽量化、低価格化をすることでDJIとの差別化をはかるのはParrotのお家芸です。

ボディにはマルチスペクトラムセンサーと太陽光センサーを備えています。

parrot,blueglass,drone,マルチスペクトラムカメラ

センサーの詳細は以下の通り。

parrot,blueglass,drone,マルチスペクトラムカメラ詳細

ドローンで取得したデータはクラウドサービスを使って解析可能。このデータを活かした肥料や水やりの最適化などで作物の収穫量アップが期待できます。

parrot,blueglass,drone,解析サービス

果物、花卉、アーモンド、とうもろこし、大麦、ひまわりなどの畑が解析可能とのこと。

parrot,blueglass,drone,用途

農業国のフランスらしいドローンです。

parrot,blueglass,drone,利用者イメージ

/コレデ豊作マチガイナシ デスネ\

なお、記事作成時点における日本での発売予定や価格は不明です。

Parrot
Bebop-Pro Thermal

Parrot社は上記の農業用ドローン『Bluglass(ブルーグラス)』の発表とあわせて、熱源感知(サーマル)カメラを標準で備えたモデル『Bebop-Pro Thermal』の発売もアナウンスしています。

Parrot Bebop-Pro Thermal – The All-in-One Drone Solution for Thermal Imaging – YouTube

同機が備えるサーマルカメラの解像度は160×120で、摂氏マイナス20から400度までの検知が可能とのこと。なお、こちらも記事作成時点における日本での発売予定や価格は不明です。

まとめ

2017年の始めに人員削減が報じられるなど、先行きに不安を感じさせていたParrot社。空撮分野ドローン分野ではDJIの後塵を拝していますが、新たに農業ドローンへの参入は起死回生の一手となるのでしょうか? 「廉価版の農業ドローン市場」の開拓者として先行者利益をどこまでとれるか、今後の展開に注目です。


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