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ドローン業界がボーイングを恐れるべき理由

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ボーイング,ドローン,開発中


ボーイング製ドローンはゲームチェンジャーか?

ゲームチェンジャーとは、試合の途中に現れ前後の流れを一変させるような選手のこと、転じて市場における既成概念を破壊するような製品やサービスを指します。ボーイングが、今回YouTubeに公開した動画の「ドローン」は、そのような存在なのかもしれません。

同社のニュースリリースにおけるこの機体の呼称は「new unmanned electric vertical-takeoff-and-landing (eVTOL) cargo air vehicle (CAV) prototype(新型の無人電動垂直離着陸貨物航空機の試作機)」という実に長いものですが、それより注目すべきは、この「ドローン」が500ポンド(約226.7kg)という重量を運べる点。Amazonが開発するの機体の積載量が5ポンドであることを考えると、まさに桁違い。ちなみに、日本でもドローンを使った物流の実証実験は行われていますが、輸送対象は「からあげ」や「郵便物」などです。

ボーイング,ドローン,飛行イメージ

物流におけるドローンは、ラスト・ワン・マイルで軽量な荷物を運ぶ役割を担うものであると想定されていたところに、ボーイングは100倍の積載量を提示して参入してきたことには大きなインパクトがあります。

ボーイング,ドローン,テストフライトの様子

航続距離については公式のアナウンスはされていませんが、動画内ではゴールは「10〜20マイル(16〜32キロメートル)と説明されており、バッテリーから自社開発を行なっていることからも想定される距離が「ラスト・ワン・マイル」を超えるものであることは間違いありません。

モーターを見ると機体の大きさがよくわかります。公式ニュースリリースによると機体の幅は5.49メートルとのこと。

ボーイング,ドローン,モーター部

ボーイングのエンジニアはこの動画の中で誇らしげに「3ヶ月足らずで、紙に描かれたコンセプトから実際に飛行する機体を作り上げた」と語っています。

ボーイング,ドローン,テスト機

もちろん、同機はすぐに市場に出回る類のものではありませんが、軍需産業の代表格とも言える企業だけに米軍のロジスティクス用として「物流ドローン」を販売することも十分にありでしょう。そして、もちろんこれは現在ドローン市場を席巻する中国系企業には真似できないことです。

Future of autonomous air travel

ちなみに、興味深いのは、ボーイングは動画でもニュースリリースでも、ただの1回も「ドローン」という単語を使用していないこと。彼らが作った機体が私たちの知るドローンの強化版のような姿であり、「荷物を運ぶ」という目的は物流用ドローンとまったく同じであるにも関わらず、です。つまり、物流用としては圧倒的に優れた性能を有する機体を3ヶ月で開発して見せた「空の帝王」は、ドローン業界に「仲間入り」するつもりが、少なくとも現時点においては無いということなのでしょう。

» 参考:Boeing Unveils New Unmanned Cargo Air Vehicle Prototype – Jan 10, 2018

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